VA・VE事例集

紐だし加工による強度向上のポイント強度・安全性の向上による事例

板金加工は、薄い金属板を曲げて加工することが多くありますが、薄板のため一定方向に対しての強度面において不安な場合があります。一般的に強度をあげるためには、材料に厚みを持たせますが、コストがかかるとともに総重量が増えてしまいます。

強度確保において、板厚を厚くする方法ではなく、上図のように紐出し加工を行なうことで、曲げ方向に対しての強度を高めることができます。この場合、板厚を変更せずに強度を確保できるため、原材料の削減と軽量化が可能となり、コストダウンに繋がります。

板金加工の強度向上において、一般的には材料に厚みを持たせることが多くありますがコストアップの要因となります。紐出し加工を行なうことで、板厚を変更せずに曲げ方向に対しての強度を高めることができます。その結果、原材料の削減と軽量化が可能となり、コストダウンに繋がります。

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