VA・VE事例集

捨て板による斜め曲げの膨らみ軽減のポイント軽量化・材料変更・その他改善による事例

板金加工は一般的にプレスブレーキによる曲げ加工を行ないます。この場合、金型の曲げ部に均一に母材がないと追従しないため、上図のように寸法通りに曲げることができず、組立てを行なった際に、隙間が生じたり見た目が悪化するケースが多々あり、品質低下となってしまいます。

寸法通りの曲げR部を確保するためには、金型の曲げ部に均一に母材を追従させることが大切です。工程①予め捨て板をつけて曲げ加工をする。工程②余分な箇所を切り落として求められる形状を得る。このように加工することで、寸法通りの曲げR部を確保でき外観品質の向上に繋がります。

プレスブレーキによる曲げ加工において、金型の曲げ部に均一に母材を追従させることで寸法通りに加工ができます。母材が確保できずに曲げると寸法通りに加工できません。その場合は、捨て板をつけた状態で曲げ加工をしてから、余分な部分をシャーリング加工で切断することで品質向上に繋がります。

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